〇フリースクールの「本当の姿」がわかる唯一の全国調査
「学校外の居場所・学び場」として認識される日本のフリースクール。その名が社会で一般化されたものの、実際の「中身」を知る人は多くありません。今回、約180の多角的で詳細なアンケート項目から、実際の活動内容、特徴、課題だけでなく、代表者、スタッフ、子ども、保護者のリアルな評価、実際の様子が見えてきます。
〇調査結果を見やすくグラフ化、詳細な分析とわかりやすい解説
調査の全集計結果のほか、特に注目すべき項目をグラフ化。結果をわかりやすく読み取ることができるほか、20年前調査との比較・分析をわかりやすく解説しています。
〇フリースクール初心者でも安心。基本情報、特徴や課題なども整理
フリースクール初心者の方でも読み進められるように、フリースクールの基本情報、特徴、現在の状況や課題を整理しています。
〇各分野の委員による詳細な分析
フリースクール関係者、大学関係者、研究者、マスコミ関係者による視点からの詳細な分析が行われています。フリースクールの特徴や魅力、20年の変化、現在抱えている課題などが見えてきます。
〇不登校支援のあり方、多様な学びを広げていく手掛かりに
フリースクールは不登校の子どもたちの重要な居場所を担っているだけでなく、子どもを中心とした主体的な学び・育ちをつくる場でもあります。子どもを中心に据えた多様で新しい学びを社会に広げていくための手がかりとして、本書を活用することができます。
(調査からわかる主な内容)
・子どもたちの状況(満足度、スタッフとの関係、自身の変化、課題など)
・保護者の状況(満足度、保護者自身の変化、課題など)
・スタッフの状況(仕事内容、やりがい、給与・待遇、課題など)
・団体の運営主体や活動属性、財政規模、人数規模など)
・活動内容の割合(教科学習、体験活動、スポーツ、仕事体験など)
・団体と学校との関係(出席扱い、活動報告、学校との並行利用など)
・団体で行われている教育活動(学習状況、ICTの活用など)
ほか全178項目