特集:自治体ガバナンスの20年
小誌『月刊ガバナンス』の創刊は2001年5月。地方分権改革が熱を帯び、情報公開や市民参加の仕組みが整えられ、NPO法人が次々に誕生するなど、自治体を取り巻くステークホルダーが力をつけていく中で、「共治=共に地域をつくる」という想いを誌名に込めた。それから20年。自治体をめぐるガバナンス(国全体の統治機構〈国・地方関係〉、自治体〈行政・議会・市民〉、行政〈首長・管理機構と職員〉という三つのガバナンス)はどう進んできたのか。その現在位置とこれからの方向性を探ってみたい。