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  • 著者別冊太陽編集部
  • 出版社平凡社
  • ISBN9784582923117
  • 発行2023年10月

宮沢賢治 / ほんたうのさいはひは一体何だらう

没後90年を迎える宮沢賢治。いまだ謎の多い作品と37年の生涯を、当時の写真、生原稿、手稿をふんだんに掲載しながら紹介。時代を超えて生き続ける、その魅力に迫る。
<目次>
【原寸】雨ニモマケズ 風ニモマケズ
◎巻頭エッセイ 私が賢治の父ならば 門井慶喜
◎巻頭インタビュー この残酷な世界をいかにまっすぐ生ききるか HIDE(GReeeeN)
◎賢治が歩いたイーハトーブ
◎宮沢賢治を読む
《物語が生まれる瞬間》
・鹿踊りのはじまり/「あはひ」の人 安田 登
・虔十公園林/「虔十公園林」──あらゆるいのちを「本当の幸福」へ 山根知子
・[全文掲載]どんぐりと山猫/「どんぐりと山猫」における「野生の節理」 和順高雄
《生きるとは》
・よだかの星/「ぶどしぎ」から「よだかの星」へ 安中尚史
・やまなし/「クラムボンってなんだったっけ?」 原田郁子(クラムボン)
・風の又三郎/「風の又三郎」の背後に流れるオノマトペ交響楽 和順高雄
・マグノリアの木/「マグノリアの木」──心の二重の景色 山根知子
・[全文掲載]注文の多い料理店/賢治自身もわからない「多層的深層」を探る ソコロワ山下聖美
《「ほんたうのさいはひを求めて」》
・ポラーノの広場/「ポラーノの広場」の一側面──〈語る〉、〈著す〉、〈誌す〉眼差し 栗原 敦
・グスコーブドリの伝記/「グスコーブドリの伝記」──喪章をつけた旗はなぜ掲げられなかったか 栗原 敦
・銀河鉄道の夜/「銀河鉄道の夜」──ジョバンニの沈黙 栗原 敦
《人間の業を見つめて》
・土神ときつね/土神ときつねと賢治の恋 澤口たまみ
・よく利く薬とえらい薬/自然にこころを寄せるとき 澤口たまみ
・[全文掲載]毒もみの好きな署長さん/死んでも続けたいほど好きなもの 澤口たまみ
◎心象スケッチのすすめ
これから宮沢賢治の詩に触れる方へ 暁方ミセイ
・春と修羅/永訣の朝/小岩井農場/原体剣舞連/蠕虫舞手
◎評伝
宮沢賢治 永久の未完成これ完成である。 ソコロワ山下聖美
◎MIYAZAWA KENJI MUSEUM
・かしわばやしの夜 中野真典
・なめとこ山の熊 石橋 瞭
・銀河鉄道の夜 ますむらひろし
・雪渡り 森 雅之
◎インタビュー 宮沢賢治の「業」 今野 勉
◎エッセイ 宮沢賢治と日蓮 安中尚史

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