近くの書店で在庫を調べる
  • 著者坂口安吾
  • 出版社岩波書店
  • ISBN9784003118214
  • 発行2008年9月

堕落論/日本文化私観 / 他二十二篇

1946(昭和21)年4月に発表された「堕落論」によって、坂口安吾(1906‐1955)は一躍時代の寵児となった。作家として生き抜く覚悟を決めた日から、安吾は内なるとの壮絶な戦いに明け暮れた。他者などではない。このこそが一切の基準だ。安吾の視線は、物事の本質にグサリと突き刺さる。

>> 続きを表示