近くの書店で在庫を調べる
  • 著者北方謙三
  • 出版社角川春樹事務所
  • ISBN9784758437790
  • 発行2013年10月

史記 武帝紀 4

前漢の中国。匈奴より河南を奪還し、さらに西域へ勢力を伸ばそうと目論む武帝・劉徹は、その矢先に〓(かく)去病を病で失う。喪失感から、心に闇を抱える劉徹。一方、そんな天子の下、若き才が芽吹く。泰山封禅に参列できず憤死した父の遺志を継ぐ司馬遷。名将・李広の孫にして、大将軍の衛青がその才を認めるほどの逞しい成長を見せる李陵。そして、李陵の友・蘇武は文官となり、劉徹より賜りし短剣を胸に匈奴へ向かう-。北方版『史記』、激動の第四巻。

>> 続きを表示