行政・財政改革を求める世論をあざ笑うように、暴走を続ける公共事業。政治家・官僚・業者の利権がらみの計画決定過程と、ひとたび決定されるや、半永久的に続行されるシステムを解明。巧みな政策によって公共事業の抑制に効果を上げているアメリカの事例を紹介し、日本を破産から救うために、法制度の改革などを具体的に提言する。