絵本は子どもたちのものだけでなく、生まれてから長い人生を生き、命尽きるときまで受容できる芸術である。83歳になる著者がこれまでの人生の道程で出会った絵本を厳選し、暮らしのなかの総合芸術としての絵本の魅力を伝える。