• Authorぎょうせい

月刊 ガバナンス 2016年11月号

特集:地域力を高める「納得」のプロセス

 これまで自治体では住民の「満足度」を高める取り組みを進めてきた。だが、これから求められるのは「納得」という視点だろう。人口減少と少子高齢化が進み、財政が逼迫する中で、住民には「あれも、これも」ではなく、多様な価値をすり合わせながら「あれか、これか」という選択をしてもらわなければならないからだ。その「納得」に向けたプロセスで重要になるのが「参画」や「対話(ダイアログ)」の手法。参画・対話を経た「納得」によって、自分事としてとらえるとともに、行動や実践にもつながっていく可能性がある。この特集ではこうした「納得」のプロセスについて考えてみたい。

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