特集:公共図書館のミライ
地域の公共図書館が変わりつつある。行財政改革や地方分権、住民ニーズの多様化など図書館を取り巻く環境が変化するなかで、開館日や時間、貸出方法などに工夫を凝らすだけでなく、地域の文化や情報の拠点としての役割を担うなどまちづくりにつながる取り組みが広がってきた。貸出図書や指定管理者のあり方などの課題も指摘されているなかで、公共図書館はどうあるべきか、また自治体政策にどう位置付けていくべきなのか、考えてみたい。