このケンタッキーのどこかには、白い牛がいる。
だれもつかまえられない、白い牛が……。
父さんにも、マシューさんにも、おじいちゃんにも、つかまえられない牛。
きっとわたしが、つかまえてみせる!
にげだした一頭の牛をめぐる、男たちのゆかいなドタバタ振りと、少女のみずみずしい語りが魅力の絵本。
●海外の書評より●
おだやかなユーモアと絶妙な文章、そして繊細なイラストがすばらしい絵本!── ニューヨーカー誌
あれこれ思いをめぐらし、声に出して何度も読みたくなる、すぐれた物語 ── スクール・ライブラリー・ジャーナル誌
何度も読み返したくなるような、こころよい響きと魅力にあふれている ── パブリッシャーズ・ウィークリー誌