金利や為替の相場を形成する要因は、実に多岐にわたっているが、本書ではなるべく広くカバーしている。金融市場の基礎的な知識に始まり、内外の経済・金融統計の見方、金融政策や為替政策の動向分析のポイントなどに重点を置いた。国内、米国、欧州、為替とすべての分野を総合的にカバーしている点で、類似書を凌駕したと自負している。加えて、関連する経済・金融統計も別立てにして掲載したので、統計集としての性格をも兼ね合わせている。