世界で一番詳しい「中国の次期指導者」習近平の評伝
日本初の習近平の人物評伝。2009年12月に、国家副主席就任以来初めて来日した際には、天皇陛下とのいわゆる“特例会見”で大きな注目を浴びた。日本政府がそれほどまでに重要視する同氏は、2012年の第18回中国共産党大会を機に、党のトップ、そして国家主席に就任する可能性が極めて高いとみられている。
しかし、その生い立ち、実績、人脈、性格は日本ではほとんど知られていない。著者の茅沢氏は、新聞記者として長く中国に駐在し、そこで得た人脈および中国取材のノウハウを駆使して、中国人さえ知らない習近平の詳しい経歴とエピソードを長い時間をかけて取材した。その内容は『SAPIO』誌上の同名連載でレポートし、好評を博した。連載に大幅加筆するとともに、上記・来日の秘話や、今後予想されるライバル・李克強との権力闘争の予測など新しいコンテンツを加え、さらに実用、資料としての価値を高めるため、習近平のファミリー系譜や人脈図、年表などを掲載した。
いまや、あらゆる産業が対中国ビジネスなしでは生きられない時代。その中国の次期リーダーを評した本邦初の書は、中国研究、中国ビジネスに関わるすべての人の必携書である。
【編集担当からのおすすめ情報】
2010年4月10日付けの産経新聞書評欄「産経書房」で取り上げらる予定です。