特集:「職員ネットワーク」が自治体を変える!
この10年ほどで自治体職員によるヨコのネットワークが急速に増えてきた。その背景には、採用数の抑制等でOJTが覚束なくなる一方で複雑化・高度化する行政サービス、ICTの普及、そして職員意識の変化などがあろう。特に東日本大震災の発生以降、自治体という組織のみならず、職員が個人のネットワークを駆使して支援等に活躍するケースが目立ってきた。自治体職員にとって、いまや新たな“インフラ”となりつつある「職員ネットワーク」。その意義や課題を検証しつつ、今後のあり方を展望したい。