地上の写し鏡である天球図・ホロスコープには、無数の情報がちりばめられており、それらが細密に人の営みや存在を代弁しています。本書では、ホロスコープが構成する4つのパーツ(惑星、サイン、ハウス、アセンダント)をパーツ別にわかりやすく解説。惑星はホロスコープ解釈の主体であり、文法では主語を担い「何が」を示し、サイン(12星座)は形容詞的な役割で「どんなふうに」、ハウスは「どこで」、アスペクトは「何をしている」を示します。その文法を明確にできるように整理し、最終章ではそれらを統合して1つの存在としてとらえるヒントと手順をまとめてあります。12星座や惑星など、それぞれの意味が理解できても、バラバラのパーツをどう扱ってよいか、そうした混乱を本書で解決していただくことができます。巻末ではホロスコープ作成ソフトの紹介をしておりますので、ご利用ください。