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  • 著者キム・ソヨン 姜信子 奥歯翻訳委員会
  • 出版社かたばみ書房
  • ISBN9784910904016
  • 発行2023年11月

奥歯を噛みしめる 詩がうまれるとき

心の傷もわかりあえなさも、
すべてを詩にしたとき、母を愛せるようになった--。
この世の痛みの声に耳を澄ます詩人が、
母、父、心の傷、そして回復までを綴ったエッセイ集。
奥歯を噛みしめて耐えること、奥歯を噛みしめて愛すること。
何もできなかったあのころ。それは、詩のうまれゆく時間であった。
生きることそれ自体が、詩になる。
それは特別なことではなく、あなたの人生もまた詩なのだ。
寒さに震える心をそっと包み込む、かぎりなくあたたかな30篇のエッセイ。
キム・ソヨン「日本の読者へ」と、三角みづ紀(詩人)による応答エッセイを付す。

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