本書は1992年から1994年にかけて2回に分けて行なわれた、東京外国語大学語学研究所の主催による連続講演会「世界の言語」を出発点としている。一般の読者のための言語入門の手引となる参考書。ギリシア語・ラテン語・古代スラヴ語といった古典語はもとより、主要な国語からバスク語のような話者数の少ない言語も含めて、22言語を収録した。