• 著者釜石・東日本大震災を記録する会

東日本大震災・津波体験集 3・11その時、私は 第一集

はじめに/相次ぐ余震とのたたかい 入院患者、ベッドの大移動/タイヤを浮き輪がわりに漂流/家族の安否を心配しながら、医療に専念/生かそう 教訓/息子の無事知り、抱きしめ、涙/鵜住居地区防災センターから、奇跡の生還/鵜住居地区防災センターでの三日間 身を寄せ合い、救助待つ/波にのまれ、死を覚悟したが/暴れ海(大津波)/二人へ……一緒に居てやれなくて、「ごめん」/ガレキの中、琴ちゃん、涼斗を探しまわって/津波と、わたしのとった行動/県立山田病院の状況 狭い螺旋階段から、患者さんを屋上へ/鵜住居町水没の地獄絵を目の当たりにして/間一髪、助かった命を大切にし、生きる/流されながらも、必ず生きぬくとの信念持ちつづけ/在宅被災者となり、サバイバル生活に/助かった命を、精一杯生きていく/津波の恐怖と、皆様への感謝/津波は足元まで/三・一一無惨/子供のそばに居てやりたかったが 看護師の仕事を優先して/「命が助かっただけでも」と気持ちをきりかえて/強く生きていこう/悔恨/私は、大槌町のマストの二階に居た/国交省港湾事務所に避難、砕け散る家々を目撃/その時、私は図書館で助かった/大津波に遭遇して/車ごと流されたが/何も持たずに必死に逃げて/すばやい焚き火、毛布の提供を受けて/津波と火の粉に追われ、避難所を転々/改めて津波の怖さを知る/「津波だー」と叫ぶ声を耳にして/生かされた者として、懸命に生きて行きたい/生死を分けた避難指示/「大地震がきたら、直ちに高台避難を!」を後世に/紙一重の中、生かされて/壊れた家にシート・板張って/未来へのメッセージ/避難所で「傾聴ボランティア」に/交通渋滞でUターンが命拾い/ビル三階に駆け上がり、助かる/子供たちと必死に恋の峠へ/津波ニモ負ケズ

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