「若い女性が地方からいなくなる! 」。大都市への人口集中が進む中、各メディアは昨今しきりに警鐘を鳴らしている。 確かに能力のあるキャリアウーマンの「脱地方」の傾向は、近年さらに加速していて、地方の衰退に拍車をかけるものと大いに憂慮されている。 本書は「地方」のひとつ、岐阜県の現状分析や、女性が活躍している地元企業の実態調査などを元に、そのような「ピンチ」を「チャンス」に変える処方箋を提示。 地方に根強い、「ジェンダーギャップ」の解消に真っ先に取り組むべしと結論づけている。