貴重な体験がつまったエッセイ集豊かな森で友だちと遊んで過ごした日々と、帰国して待ち受けていた孤独。少女を支えたのはチェコの愛情深い人たちや本との温かな記憶でした。社会主義国チェコスロバキアで過ごした小学生時代、自由がなかったプラハ留学時代、ベルリンの壁崩壊とビロード革命を目の当たりにしたドイツ在住時代、絵本『もぐらくん』の作者ミレル氏との交流など、子どもの本の翻訳家になるまでの貴重な体験がつまったエッセイ集。