四半世紀を経て“発掘”された伝説の名著、復刊。異例の豪華推薦陣!楠木建/篠田真貴子/松岡正剛/入山章栄/秋元里奈/福武總一郎/高木新平/デービッド・アトキンソン(巻頭解説:佐宗邦威)入山章栄(経営学者)“すごすぎる、ヤバすぎる!一生、この本を傍に置くことを決めました。サステイナビリティ、デザイン経営、経営とアート、地域との関わり、パーパス、企業ガバナンス、社員のクリエイティビティ…現代ビジネスの課題に完全に答える一冊。”<内容紹介>「経済資本」は行き詰まり、「文化資本」が主役の時代へーー。個人、会社、そして地域(ローカル)に眠る「見えない資本」から価値を生み出す普遍の原則とは。・社員の「知恵や感性」が経営資源としてより重要度を増している・異なった文化が出会い、葛藤や対立が起きることが大事・暗黙知が形成される場所をどう作るか・日本語の「主客非分離」の性質を経営にどう活かすか・「場所」「身体性」というキーワード<推薦の言葉(敬称略)>・篠田真貴子(エール取締役)「多くの企業には、実は、働く人たちがまるで機械のように設定通りに動くべきという暗黙の規範がある。でも本当の人間は、場や環境の影響を受けるし、感情や思い込みも大事な原動力だ。そういう人間観で、組織に知性と感性を蓄積しようとすると、こんな経営哲学に至るんだろうなあ。」・楠木建(経営学者)「文化は組織の中にあるものだけではない。価値創造の基盤となる資本でもある。前世紀の終わりに著者は企業の文化を「資本」としてとらえていた。その慧眼には驚くしかない。」・デービッド・アトキンソン(小西美術工藝社代表取締役社長)「日本には資源がないとみな言う。しかし、「文化」という資本がある。この本が指す「文化」は伝統工芸にのみ宿るのではない。すべての会社の中に、もうすでに育っているのだ。」・松岡正剛(編集工学者)「福原さんは、勝ちを焦る会社、右にならう組織、紋切り型のグローバリズムに、抵抗していた。いまこそ「文化という資本」をいかしたシナリオをもつ経営が顔をあらわすべきだ。」・福武總一郎(ベネッセホールディングス名誉顧問)「経済活動と文化活動は、企業にとって、車の両輪。経済が目的化されつつある現代こそ、すべての企業人に読んでほしい必読書です。」・秋元里奈(食べチョク代表)「1999年に蒔かれた種が24年を経て現代に芽吹く。今話題の「パーパス経営」「人的資本経営」の源泉がここにありました。『文化資本の経営』は時代を超え、未来をつくる経営者の羅針盤となる一冊です。」・高木新平(NEWPEACE CEO)「この本には「失われた30年」を打開するヒントが詰まっている。文化資本こそ、日本が世界で、もう一度輝く切り札になる。」