特集:名古屋市立大トップ、西日本勢健闘【大学の地域貢献度調査】海外連携で高評価
日本経済新聞社は全国765校の国公私立大学を対象に、大学が地域社会にどのような貢献をしているかを探る「地域貢献度」調査を実施した。14回目となる今回はIT(情報技術)・デジタル人材の養成や、留学生の地元就職率、文系・理系を超えた他大学との連携、SDGs(国連の持続可能な開発目標)対応などグローバル化を視野に入れた取り組みを設問に織り込んだ。総合ランキング1位は2021年の前回調査に続き名古屋市立大学だった。上位には海外との連携度などで高得点を挙げた大学が入った。西日本を中心とした国公立大が上位に目立ったが、私立では近畿大学が前回の59位から7位に躍進。規模別ランキングでは地方の専門系大学も健闘した。