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  • Author長尾龍一
  • Publisher講談社
  • ISBN9784061591400
  • Publish Date1994年9月

リヴァイアサン / 近代国家の思想と歴史

世界の部分秩序である国家を、「主権」という、唯一神の「全能」の類比概念によって性格づける国家論は、基本的に誤った思想であり、また帝国の「主権国家」への分裂は、世界秩序に責任をもつ政治主体の消去をもたらした、人類史上最大の誤りではないか…。ホッブズ、ケルゼン、シュミットという西欧の三人の思想家の「国家論」を基軸として、国家史の再構成を試みた画期的論考。

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