美しく、優しく、潔く。光源氏と縁の深い女君たちが誘う、奥深き『源氏物語』の世界
紫式部によって平安時代に書かれ、今なお読み継がれる日本文学の金字塔『源氏物語』。
物語に登場する女性たちが、光源氏との恋に幸せを感じながらも、貴族社会に生きるがゆえの嫉妬と許されぬ恋に苦しむ姿は、『世界最古の女性文学』と呼ばれる物語でありながら、令和の今であっても、読者の心を強く打つ。
今回は光源氏と特に縁の深い、藤壺の宮、紫の上、葵の上、六条御息所、朧月夜の君、朝顔の君、明石の君、女三の宮の8人の女性を取り上げ、それぞれが光源氏へ想いを巡らせる名場面とあわせてその物語世界を紹介。かわいらしいイラストの場面解説、『源氏物語』の研究を専門とする藤井教授による丁寧な人物解説は必見!
原作を読んだことがない入門者にもおすすめ!
第1回 藤壺の宮
第2回 紫の上(前編)
第3回 葵の上
第4回 六条御息所
第5回 朧月夜の君・朝顔の君
第6回 明石の君
第7回 女三の宮
第8回 紫の上(後編)