美大の先生が、世界の歴史的建築、集落や民家を「デザイン」という視点から読みなおす。世界遺産のような千年、紀元前の建築も、現代と同じく、だれかが試行錯誤したデザイン行為の結果である。歴史は決して高尚なものではなく、デザインは合理的な理由だけで決まってきたわけではない。こうした視点で見ると世界の建築が身近なものに見えてくる。