2011年3月11日。地震、津波、そして原発事故。あれから10年余がたった。その間、福島と東京を往復し、人々の声に耳を傾け、寄り添い、取材を重ねてきた著者があの日から今に続く日々を生きる18人の道のりを、「私が見てきた」ことと共に伝える。それはあの原発事故が何だったかを、浮き彫りにすることでもある。
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