大正ロマンを輝かせた、竹久夢二の人生と作品西欧の文化や思想が、人々の暮らしに大きな変化をもたらした大正時代。「夢二式美人」をきっかけに人気を博した夢二は、ジャンルの垣根を越え、庶民の暮らしに芸術を浸透させていきました。本書では、人生と作品という2つの視点から、夢二の作品を読み解きます。独学で芸術を学んだ夢二が、どのようにマルチアーティストとして活躍するようになったのか、そのルーツと全貌を美しい図版と共にたどります。