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  • 著者山崎隆司
  • 出版社山陰中央新報社
  • ISBN9784879032010
  • 発行2016年11月

出雲の俳人原石鼎 日置風水

「原石鼎」「日置風水」など4章で構成。代表作の一つで、高瀬川沿いの出雲市今市町の二京町公園に句碑がある「頂上や殊に野菊の吹かれ居り」で知られる、大正初期から昭和の初期まで活躍した石鼎について、医者の家系で、父親から俳句をやめない限り、学資の面倒をみないと言われるが、夢を絶やさず貫いたとした。  江戸時代に当代一流の俳人として活躍した、日御碕神社の神主である日置風水は、参勤交代で江戸から信州追分まで供奉(ぐぶ)して記した見聞録「東都紀行」や、日置家の遠祖、日御碕・小野尊俊検校の墓参りを主目的に隠岐の島前・島後を旅した際に書いた紀行文「隠岐のすさび」について紹介している。

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