日々の「現場」が圧倒的に面白くなる!
“家庭医そんそん”による〈対話〉哲学講義。
●ソクラテス、ブーバー、レヴィナスらによる対話をめぐる哲学を手がかりに、
〈対話〉をはじめるための基本と原則(大事にすること)をやさしく解説。
●医療・福祉・ケアの現場で活躍する対人支援職のための、
臨床場面や地域において〈対話〉を実践したセッションを収載。
・さまざまな訴えのある患者とのダイアローグ
・慢性的な痛みと不安を抱える患者とのダイアローグ
・アドバンス・ケア・プランニングに関するダイアローグ
・多職種カンファレンスでのダイアローグ
・近しい人の死による悲嘆をめぐるダイアローグ
・障害をもつ男性の困りごとをめぐるダイアローグ
・介護をテーマにしたダイアローグ
●不確実性の耐性、エンパシー、リフレクティング、健康生成論……
対話実践を深めるため健康・医療と対話をめぐるキーワードをコラムで解説した。
【目次】
1 対話における基本的なこと
1.1 対話の哲学
1.2 対話とは何か
1.3 対話をするための準備
1.4 対話で大事にすること:対話の原則
2 対話をやってみよう1:医療/ケア/福祉における対話
2.1 医療/ケア/福祉現場でダイアローグを実践する
2.2 診察室での患者とのダイアローグ
2.3 患者・家族をめぐるダイアローグ
2.4 専門職同士のダイアローグ
2.5 まとめ
3 対話をやってみよう2:地域/コミュニティにおける対話
3.1 地域/コミュニティでダイアローグを実践する
3.2 心配ごとを緩和する対話(ダイアロジカル・ミーティング)
3.3 対話カフェ:地域での健康をめぐるダイアローグ
3.4 まとめ