著者が診療、研究を積み重ねてきた約30年の月日の中で、 アルツハイマー型認知症の人に精神療法的アプローチを用いた記録の第 2 弾です。精神療法的アプローチを用いた診療での対話から、 共通した題材を選んで、再構成した対話を64点掲載。対話を通して認知症の精神療法を、認知症の人、その家族、 研修医たちなどと一緒に深めていく過程を記した一冊。医師はもちろん、医師以外の医療職や福祉分野の方、 認知症をもつ本人と家族にも読んでいただきたい1冊です。