諦めろおまえは神の残置物祈りとしての恥を楽しめ ──町田康、初の短歌集。書き下ろし全352首を収録。◆戀人を山に埋めて音樂は四日前から村に漂ふ花活けて横に巻き寿司現代詩捨ててしまつた夢の置き床突き指が趣味だと言うたあのひともいまは入間でゴミを食べてる気い狂てアキレス腱をわがで切り這うて行こかな君の近傍阿呆ン陀羅しばきあげんど歌詠むなおどれは家でうどん食うとけ迷惑か? 俺は男だマンナくれ夏場体調崩すかもです