紀元158年、ローマ帝国はアントニヌス・ピウス帝の統治下20年目。ローマの浴場設計技師ルシウスは還暦を控えて腰痛持ち、妻さつきは謎の失踪、息子マリウスとは親子不和、さらに彼を悩ませるのはローマの風呂の仕事であったが…。解決のカギは日本の「温泉」にあった…!?