恋愛について、どのような研究が行われ,それらにはどのような課題があるのか。
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批判的な視点も交えながら心理学・脳科学・遺伝子研究といった領域における有名かつ重要研究を解説。
「最初に強調しておくが,本書は恋愛の成功の秘訣やモテる方法を指南する書籍ではない。そのような内容を扱った書籍はすでに数多く出版されており,ここで屋上屋を架す必要はないであろう。本書の目的は,恋愛という現象に対して科学的視点からアプローチしたいくつかの重要な研究を詳しく紹介し,それらの研究が何を明らかにしてきたのかを検証することにある。」(「まえがき」より)
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●著者紹介
斉藤慎一(さいとう しんいち)
ペンシルベニア大学大学院博士課程修了(Ph.D)。専門はメディア研究と社会心理学。
現在、東京女子大学現代教養学部心理・コミュニケーション学科教授。
主要業績
『メディアとジェンダー』勁草書房,2012年(共著)
Handbook of Election News Coverage Around the World, Routledge, 2008.(共著)
Social media, culture, and politics in Asia, Peter Lang Publishers. 2014.(共著)
Television and the cultivation of gender role attitudes in Japan: Does television contribute to the maintenance of the status quo? Journal of Communication, 57(3), 2007.
など
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