シンと菜緒は、お隣の家に住む幼なじみ。あの夏から2年-。大学生になった菜緒の前に恋人を喪った。担当教官が現れる。「君には、才能があるよ」伸ばされた手。優しい目の奥に、闇。切なく甘く、どこまでも透き通ってゆく恋物語。