伊東四朗、笑って笑って66年!粋にして骨太、スマートにして軽妙。てんぷくトリオ、電線音頭、笑ゥせぇるすまんから「おしん」の父親、白河法皇まで。当代一の喜劇役者・伊東四朗の「むかし・いま・これから」を約百年に亘る“東京喜劇史”を軸に鮮やかに描き出す本格的評伝。「喜劇にはあらゆる役が登場します。二枚目から老け役、女形、それこそ動物の役まで。喜劇をやっていれば、どんな役が来ても驚かなくなりますよ。だから私は、喜劇ができればどんな役でもできると思っているんです」(本文より)