• Author今村翔吾
  • Publisher文藝春秋
  • ISBN9784163918457
  • Publish Date2024年5月

海を破る者

なぜ、人と人は争わねばならないのか?
日本史上最大の危機である元寇に、没落御家人が御家復興のために立つ。
かつては源頼朝から「源、北条に次ぐ」と言われた伊予の名門・河野家。しかし、一族の内紛により、いまは見る影もなく没落していた。
現在の当主・河野通有も一族の惣領の地位を巡り、伯父と争うことを余儀なくされていた。
しかしそんな折、海の向こうから元が侵攻してくるという知らせがもたらされる。いまは一族で骨肉の争いに明け暮れている場合ではない。通有は、ばらばらになった河野家をまとめあげ、元を迎え撃つべく九州に向かうが……
アジア大陸最強の帝国の侵略を退けた立役者・河野通有が対峙する一族相克の葛藤と活躍を描く歴史大河小説。

>> 続きを表示

Recently borrowed books by this book borrower.

  • 幾世の鈴 / あきない世傳金と銀 特別巻下
  • 野垂れ死にの覚悟
  • 向田邦子ベスト・エッセイ
  • 教養としての「病」
  • グリム童話全集 / 子どもと家庭のむかし話
  • あきない世傳金と銀 十三
  • 祖母姫、ロンドンへ行く!
  • 両手にトカレフ
  • 横浜ネイバーズ
  • 流人道中記 下