多発・甚大化する水害について、災害救済法の適用判断の考え方を解説するとともに、事前の備え、初動・応急、復旧・復興の時系列の各場面で自治体職員がやるべき水害対策の実務について、法務的観点から解説する必携ハンドブック。特に防災・減災のための事前準備に重きを置いている。
〇水害に対する事前の備え、初動・応急、復旧・復興という各段階で、水害対策に関する実務上の法務のポイントを提供することで、自治体職員がやるべきことが時系列でわかり、迅速・的確な判断と対応ができる。
〇災害救助法の水害への適用について、積極的な適用についての考え方を解説する。
〇防災気象情報の基礎知識や水害をめぐる裁判事例を提供することにより、防災・減災のための事前準備や自治体の安全配慮義務についての認識を強化することができる。
〇被災者救援や情報提供における個人情報の取扱い等について、情報の利活用や実務上の観点について解説する。
〇令和6年能登半島地震への対応から新たに積み上げられた最新の実務情報を提供。