はる、くまが 冬眠からめをさますと、もりは あとかたもなくきえ 工場が たっていました。おまけに工場の職長からは、「とっとと しごとにつけ」と いわれます。「ぼくは くまだ!」と さけんでもだれも わかってくれません。こうして くまは 作業服をきて、ひげをそり、くる日もくる日も ほかの労働者といっしょにはたらくことになったのですが……。人間の身勝手さによって変貌していく自然と、そこで生きる一匹のくまの姿を風刺をこめて描きだします。心ゆさぶる名作復刊!
ユーザーページを閲覧するにはFacebook認証が必要です。
一度でもログインしたことがあれば、自動的にログインをした後、ユーザページにアクセスできますが、初めての場合はFacebook認証の確認画面が表示され、了解を得たのちにアクセスできます。