ここにあるのは、誰もが一度は体験した、人生のささいなあれこれ。
「1パック抜いた納豆のラベルがゆるむ」
「線を引いている途中で定規がズレる」
「もう何もないシールの枠を剥がしてみる」
X(旧Twitter)で話題となったあるあるシリーズの「#ワンシーン画」がついに書籍化!
誰もが一度は経験したことがある日常生活の「あるある」。
時に「あるある」な出来事は、周りの人はクスッと笑えつつも、
当の体験者本人にとっては少し切なかったりします。
本書「あるアルバム」では、色鮮やかで無機質に描かれた「ワンシーン画」が、
「私」という主人公による物語と合わせて収録されています。
「自分もこういうことあるなあ」と共感しながら読むもよし。
「私」という主人公のストーリーとして楽しむのもよし。
一冊で色々な読み方ができる「あるある」な「アルバム」です。