特集:関東大震災100年 新たな課題 変わる都市環境、迫られる自治体の対応
2023年9月1日で10万5000人の犠牲者を出した関東大震災から100年を迎える。死者の9割が火災による焼死者だった首都圏も、耐震・耐火構造の住宅が増え、大火災発生のリスクは大きく減少した。一方で、人口の爆発的な増加にともない、ゼロメートル地帯における堤防決壊や、急傾斜地での崖崩れによる家屋倒壊、観光地での防災など、新たな課題も浮上した。それぞれの課題に取り組む自治体の現状を追った。
第2特集:課税所得にみる豊かさ㊤ 7年間で平均所得1割増、高所得者3割増