特集:本誌調査 統計担当、都道府県の5割で減少 職員減でも人材育成と利活用に励む
都道府県など自治体は国から主要な統計の作成を請け負ったり、独自に統計を作成したりしているほか、その利活用にも工夫を凝らす。また、統計分野に明るい人材の育成にも力を入れている。昨今のデータ重視の流れのなかで、統計の重要性は増すばかりだが、その一方で、都道府県で統計業務を扱う部門はスリム化の傾向を強めている。自治体の統計業務を、誰がどのように担い、どう活用しているのか。そしてどのように人材を育てているのか――。本誌調査の結果を踏まえて探ってみる。