特集:全国815市区調査 2022年度予算、274市区が過去最高 コロナ対策や公共施設などの維持・整備に重点
全国815市区(792市と東京23区)を対象に日本経済新聞社が実施した2022年度市区予算調査によると、前年度と比較可能な通常予算を組んだ741市区の一般会計総額(歳出合計)は2.1%増えた。全体の約75%にあたる554市区が増額予算を組み、うち274市区は過去最高だった。22年度も新型コロナウイルス感染拡大との闘いは依然続き、コロナ対応予算は前年度比3.8%増。老朽化した公共施設やインフラなどの維持・整備などに重点を置く傾向もみられた。