日経グローカル 422号 （2021年10月18日発行）

特集：地銀の地域貢献度調査 活性化に役割増 秋田銀が首位、地域トップ行に「一日の長」

人口減少で地方の衰退が懸念されるなか、地域に立脚する地方銀行の真価が問われている。本誌は地方銀行を対象に「地域貢献度」を探る調査を実施。融資に関わる様々な指標や地域支援の取り組みなどを聞いて貢献度をランキングしたところ、秋田銀行がトップで、北海道銀行、千葉銀行が続いた。地域経済の衰退は金融機関のビジネス基盤の脆弱化を意味する。各行は、資金面に加え、販路開拓、人材紹介、コンサルティングなど多様な支援メニューを用意し、地域で真に必要とされる存在になろうと懸命になっている。