特集:大学の地域貢献度調査 地域連携に拍車 名古屋市立大トップ、地方の国立大躍進
日本経済新聞社は全国761の国公私立大学を対象に、大学が地域社会にどのような貢献をしているのかを探る「地域貢献度」の調査を実施した。13回目の調査となる今回は、前回の設問を踏襲しながら、新型コロナウイルスの感染拡大やSDGs(持続可能な開発目標)への世界的な関心の高まりなどを反映させた。総合ランキングで1位となったのは名古屋市立大学で、公立大がトップとなるのは2011年の調査以来。上位20位では地方の国立大学の躍進が目立ち、少子化を背景に国も地域連携を求めるなか、具体的取り組みを進める大学の増加が伺える。