• 著者中央文化社

月刊 地方議会人 2024年5月号

特集:議員の「なり手不足」と向き合う

無投票当選は、有権者の投票機会を奪い、選挙への無関心を助長します。そして、投票率がさらに低下する悪循環を招きます。候補者もまた、政策を表明し競う機会を失ってしまいます。つまり議員の「なり手不足」は、単にその議会の危機というだけでなく、議会制民主主義の根幹を揺るがす危機でもあるのです。今月号では、なり手を増やすため「議員の学校」を開校した議会、若者世代にアウトリーチするため若手議員が先頭に立った議会、史上初めての定数割れに直面し多様な側面から対策を講じる議会などの事例をまじえて、議員の「なり手不足」問題を考察していきます。

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