近くの書店で在庫を調べる
  • Author風野真知雄
  • Publisher文藝春秋
  • ISBN9784167922566
  • Publish Date2024年8月

南町奉行と逢魔ヶ刻 / 耳袋秘帖

銭金のことで卑しくなるばかりの江戸庶民を襲う怪事件
夕闇迫る江戸の町で、懐の大金を失くし茫然と橋から川面を眺める同心。そのすぐそばで、異様な姿になった海産物問屋の遺体が発見された。物の怪のしわざと騒ぐ瓦版や町の声をよそに、「殺しに決まっている」と断言する南町奉行・根岸肥前。そして、探索する同心や根岸の配下の者たちの目の前で、今度は占い師が殺される。やはり逢魔ケ刻、同じ橋のたもとだった。事件の背後に何が? なくした大金の行方は? 米の相場や両替屋の利息など、銭金のことで卑しくなるばかりの江戸の民を襲った怪事件、いつもの通り、裏の裏まで根岸が見通します。

>> 続きを表示

Recently borrowed books by this book borrower.

  • 蔦屋の息子 / 耕書堂商売日誌
  • 母上は別式女
  • 警視庁地下割烹
  • 甘いものには棘がある / 奥様姫様捕物綴り(一)
  • 凶刃 改版 / 用心棒日月抄
  • からくり写楽 / 蔦屋重三郎、最後の賭け
  • 蔦屋重三郎と江戸文化を創った13人 / 歌麿にも写楽にも仕掛け人がいた!
  • 稀代の本屋蔦屋重三郎
  • 根津や孝助一代記 / 長編時代小説書下ろし
  • 日暮らし 中