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  • 著者久保田暁一
  • 出版社PHP研究所
  • ISBN9784569563244
  • 発行1991年2月

北方探検の英傑近藤重蔵とその息子

江戸後期、数回にわたり千島方面を探検、択捉(エトロフ)島に「大日本恵登呂府」という標柱を建てるなど、北方の開択・防備に尽くした英傑・近藤重蔵。のち書物奉行となり、多くの著者を残したが、そのスケールの大きさと旺盛な研究心はかえって幕閣の反感を買い、ついには、長男・富蔵の殺傷事件に連座して悲壮な最期を遂げる-。綿密な文献調査と取材をもとに、重蔵と富蔵父子の愛憎に彩られた親子関係を浮き彫りにしつつ、二人の足跡を辿った書き下ろし歴史巨編。

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