人生の波瀾に耐え、ピンチの度に底力を出して乗り切ってきた佐藤愛子センセイの痛快エッセイ。韓流にときめくバアさんに喝!、勧誘電話をかけてきたエラソーな若造にブチ切れ、孫に負けじとアイドルの名を覚え、献体で去り際の潔い友人にアッパレと感心する、愛子センセイが「老い」の日常を笑いながら豪快に生きる姿に元気をもらえる一冊です。※本書は2006年に文藝春秋より発行した『まだ生きている-我が老後-』を改題して、再編集したものです。