本書は、リチャード・ストールマンの評論や講演を集め、その微妙な意味や説得力を明確にすることを意図した初めての試みである。評論は、著作権からフリーソフトウェア運動の歴史まで、広い範囲にまたがっている。これらは、このとても強力な(他のことは差し置いても、発想、情熱、高潔さにおいて強力な)人物の思想を理解したい人々にとって貴重な資料になるだろう。また、彼の考え方を受け入れ、その上に新たな思想を構築しようとする人々に刺激を与えることだろう。