• 著者大塚翔

遺2

私は3年くらい前に、仕事の中で、とある町工場の社長と出会いました。 その社長に触れていると、どうしてか、いくつかの遠い過去がいきいきとしてきます。 すたれた地に下りたソーシャルワーカー。 絵本作家。 方言を追う心理学者。 お好み焼き屋の店主。 私にとってそのだれもが、とても親しくありたくて、とても遠くありたい過去。 社長を含め、そんな5人のことをことばに残してみました。

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