• 著者真山青果
  • 出版社岩波書店
  • ISBN9784003110126
  • 発行1997年11月

元禄忠臣蔵 下

作家であると同時にまた、西鶴語彙研究・江戸地誌研究の第一人者であった真山青果(1878‐1948)は、『元禄忠臣蔵』連作の構想にあたり、とりわけ徹底した資料調査を行なったという。その周到綿密な史実考証・言語考証が全篇に独特の風格を漂わせ、そのなかで血のかよった人間のドラマが展開される。

>> 続きを表示